健やか倶楽部 2013年夏号 ふれあいアルバム
80歳の今も現役の職人。元気の源は仲間と演じる「南京玉すだれ」。
80歳の今も現役の職人。
元気の源は仲間と演じる「南京玉すだれ」。

「毎年、夏祭りで南京玉すだれを披露しています」とお便りをくださった谷尾さんは80歳。
お仲間たちと楽しみながら稽古に励む一方、現役の畳職人として活動的な毎日を送っていらっしゃいます。
ぜひお話を伺いたいと、広島県へ行ってきました。

「何事も、始めたからにはとことんやりたい」と、すべての趣味に全力投球です。
「何事も、始めたからにはとことんやりたい」と、すべての趣味に全力投球です。

15歳で弟子入りして腕を磨き、65年間歩んできた畳職人の道。

「さあさあ、中へどうぞ」と作業場へ招き入れてくださった谷尾さん。今回は、畳作りの工程を間近で拝見しながらお話を伺いました。

「私は、明治から続く畳店の四代目でね。15歳で弟子入りして、以来ずっとこの道一筋ですよ」

25年もの間、使い込まれてきた機械。

25年もの間、使い込まれてきた機械。

時代と共に畳の素材も変化する中、それに対応して手縫いも機械縫いもこなし、一級技能士の資格を取得。体力が続く限りはと、今も注文が入れば奥様と二人で作業場に立っています。
「まだまだ力こぶだって出るよ」と見せていただいたガッシリした腕には、職人として歩んできた長い歴史が刻まれているようでした。
この力こぶが畳職人の証!

この力こぶが畳職人の証!

これまで病気らしい病気をしたことがないという谷尾さん。

「朝は四時に起きて犬の散歩に出かけるのが日課。夜は七時には寝るという生活を続けています。ただ、食事の面では肉や野菜が苦手で…」

栄養が偏らないよう、奥様から勧められて飲み始めた緑効青汁が、健康維持に役立っているそうです。
機械縫いでも縁の折込みなどは手作業で。

機械縫いでも縁の折込みなどは手作業で。

お祭りでのお披露目を目指して南京玉すだれの稽古に熱中。

これまで病気らしい病気をしたことがないという谷尾さん。
地元の老人会で会長を務める谷尾さんは、多くの人と交流を持つのも元気の秘けつとおっしゃいます。その一つとして5年前に始めたのが伝統芸能の『南京玉すだれ』です。

「一人で演じる大道芸と思われがちですが、チームでやると組み合わせの技ができて、よりダイナミックで面白いんですよ。10人ほどの仲間がいて、月に一回は必ず集まって稽古をしています」

和気あいあいと、チームワーク抜群のお仲間たち。

和気あいあいと、チームワーク抜群のお仲間たち。

町内のお祭りや会合、幼稚園などで披露することもあり、今年も七月の夏祭りに出演予定。それを目指して、稽古にも熱が入るそうです。
もともと「興味を持ったことは何でも挑戦したくなる性格」という谷尾さんは、ほかにも写真やグラウンドゴルフ、カラオケ、旅行など幅広い趣味の持ち主。高齢者大学にも六年ほど通い、園芸や川柳、パソコンを学んでいらっしゃいます。
基本の型をアレンジし、オリジナルの技も作るそうです。

基本の型をアレンジし、オリジナルの技も作るそうです。

町内のお祭りや会合、幼稚園などで披露することもあり、今年も七月の夏祭りに出演予定。それを目指して、稽古にも熱が入るそうです。
もともと「興味を持ったことは何でも挑戦したくなる性格」という谷尾さんは、ほかにも写真やグラウンドゴルフ、カラオケ、旅行など幅広い趣味の持ち主。高齢者大学にも六年ほど通い、園芸や川柳、パソコンを学んでいらっしゃいます。
夏祭りで披露する技を見せてもらいました。

夏祭りで披露する技を見せてもらいました。

「パソコンは写真や絵が加工できると知って、すっかりハマってしまってね。最近では、老人会の書類作成なんかもこなしているんですよ」

こうした夢中になれる趣味があることが、日々の活力につながると話してくださいました。
これからも、いろいろなチャレンジを楽しみ、充実した毎日をお過ごしくださいね。

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