健やか倶楽部 2013年夏号 ふれあいアルバム
人の喜ぶ顔が見たいから、夫婦でつくる折り紙作品
人の喜ぶ顔が見たいから、夫婦でつくる折り紙作品

ご夫婦一緒に趣味の折り紙工作を楽しまれている神谷さんご夫妻。
ともに82歳のお二人にとって「作品を人に喜んでもらうのが生きがい」と伺い、ぜひお会いしたいと愛知県へ向かいました。

「いくつになっても全力で取り組めることがあるのは幸せです」と吉田さん。
「自分の趣味や得意分野を活かして、誰かの役に立てれば幸いです」と語る神谷さんご夫妻。

趣味を通して地域とつながり、自分なりにできる貢献活動を。

数多くの手づくり作品とともに、私たちを迎えてくださったご夫妻。折り紙工作を始めたのは、夫の道男さんが7年前から取り組んでいる地域活動がきっかけと伺いました。

「私は67歳まで、ずっと仕事一筋の人間だったんです。それで、残りの人生は何か地元に貢献したいと思ってね。老人クラブの中に、スポーツや手芸などで交流を図る『趣味の会』を立ち上げました。折り紙と出合ったのもその時ですよ」

でき上がった作品は、撮影してアルバムに残します。

でき上がった作品は、撮影してアルバムに残します。

高齢者が元気で暮らせるようにと発足したこの会で、道男さんご自身も折り紙をはじめ、カラオケやグラウンドゴルフを楽しむ毎日。さらに『まちづくり協議会』に参加したり、福祉施設を訪問支援するなど「予定がびっしり」と話されていました。
福祉施設を訪問し、三度笠姿で歌を披露する道男さん

福祉施設を訪問し、三度笠姿で歌を披露する道男さん

一方、妻の文子さんも65歳まで看護師として働き、「やはり仕事人間でしたね」とおっしゃいます。

「でも退職後は、編み物教室を開いたり、パッチワークに挑戦したり、趣味の会にも参加して、おつき合いの幅が広がったんですよ」

手芸作品はバザーに出すと好評で、自分の好きなことが人の役に立てばうれしいと語ってくださいました。
編み物講師の資格を持つ文子さんの手芸作品

編み物講師の資格を持つ文子さんの手芸作品

二人で折り紙に没頭する時間が夫婦の心をより深くつなげて。

動的な道男さんと、編み物や裁縫が得意な文子さんが、「これだけは共通の趣味です」と合作を楽しんでいる折り紙工作。色紙を切って小さなパーツをつくり、それを組み上げていく手法はとても細かく、根気のいる作業に見えました。
根気よく作業して完成させます。

根気よく作業して完成させます。

「大きなカゴだとパーツが1,000を超えるので、そりゃ疲れる時もありますよ(笑)。でも、脳の老化防止にはぴったりでしょ」

テキストを参考にしながら、「ここはちょっと変えてみようか」「色はどうする?」と相談し、アレンジしていくのも面白いそうです。
「折り紙のおかげで退屈知らず」と口をそろえるお二人。

「折り紙のおかげで退屈知らず」と口をそろえるお二人。

「たまに意見が食い違いますが、互いにああだこうだと言い合うのは、むしろ円満の秘けつ。一緒にできることがあって良かったと思います」

でき上がった作品は幼稚園や福祉施設などに飾ってもらったり、チャリティで販売することもあります。自分たちの手がけたもので、みんなが喜んでくれるのが何よりの励みと話すご夫妻。
定年退職後は、ご夫婦そろって旅行に出かける機会も増えたそうです。

定年退職後は、ご夫婦そろって旅行に出かける機会も増えたそうです。

「100歳まで元気に生きるよ!」と毎日、お茶代わりとして緑効青汁を愛飲されています。
どうぞいつまでも仲睦まじく、作品づくりを続けてくださいね。

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